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鈑金塗装のお話「補給品パネル」

交換する新品補給パネルをご覧になられたことってあまりないですよね。

補給品にはあらかじめボデー色が塗装されていると思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

せっかくなので補給パネルをご覧いただきましょう。

このパネルはH29年式「スズキ スペーシア」のリアゲートとなります。

新品のパネルには色はついておらず、画像の素地状態からボデー色に合わせてペイントしていきますが塗装に入る前作業として錆止め作業を行います。外側のパネルは裏に折り返してありますのでその箇所にパネル1周シーリングを、またパネル裏側に防錆ワックスを施していきます。それぞれ乾燥させてからやっと塗装作業に入ることが出来ます。※以前ご紹介した【サフェーサー】や【調色】もご覧ください。 

●シーリング前(内側):表面パネルが折り返してあるだけです。

このままでは隙間から錆が発生してしまいます。

●シーリング後(内側):折返し部にシーリングを施しました。

パネル1周白くなっている箇所です。

メーカーから届いた補給パネルは外内側ともこのような色です。

●サフェーサー(外側):上記の素地状態から以前ご紹介したサフェーサーを吹き、そこから塗装工程を数回繰り返しボデー色(このお車はホワイトパール)にしていきます。

このように新品部品も塗装を含めいろいろな作業が入ります。今回の様なリアゲートであればリアガラスの脱着もありますし、細かな部品の付替えも発生してきます。

鈑金修理も交換修理もどうしても時間は掛かってしまいますが、大切なお車を1日でも早くお客様にお返し出来るように頑張っております。

☆お車の傷・凹みなど「丁寧」「迅速」「格安」のご相談はボデーワーク興和へ☆

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